まずはじめに今般の新型コロナ感染症に伴い心身、また経済的にご苦労されている皆様に心よりお見舞い申し上げます。特に飲食業・宿泊業に従事される方々におかれましては大変なご苦労をされている事と思います。
当店、そば処山河も4月・5月と大変厳しい状況で、先行きの見えない不安を抱えた2か月間でした。
しかし、緊急事態宣言解除、県をまたいだ移動自粛の解除、県内感染者の落ち着き等で徐々にではありますが回復傾向にあると感じられるようになってきました。
【そば処山河について】
・平成23年7月 先代が経営する同店舗が新潟福島豪雨による五十嵐川の氾濫により全壊。
一時廃業。
・平成28年7月 先代の意志を継ぐ形で被災した同じ土地・同じ名称で復活させ現在に至る。
▲平成23年7月 被災翌日の写真
【プロジェクトのきっかけ】
多くの犠牲者も出した7・13水害、7・29水害(新潟福島豪雨)など数々の被害をもたらしてきた五十嵐川。全国的にみても2つのダムがある川は珍しく、またその流域ではこれまた全国的にも評価の高いお米が栽培されていたりとその清流がもたらす恩恵は計り知れないものがあります。
水害被害に見舞われた地域の方々はそれでもその豊かな清流を守って共に生きてきました。
その結果、水害後一時は数を減らしたとされた生き物、とりわけ綺麗で澄んだ水にしか生息できない生き物が戻ってきています。その代表がアユをはじめとするヤマメやイワナといった魚たちです。これは地元五十嵐川漁協さんが毎年稚魚を少しずつ放流するなどの地域の方々の努力の賜物であることは間違いありません。※夏にはホタルも見る事ができます。
その矢先、今度は「ブラックバス等」の特定外来魚急増といった問題が昨年頃から増え始めたのです。原因はわかりませんが五十嵐川上流域でもよく姿を見かけるようになり、長年地域に住む方や漁協さんに聞いても「今までこんな事はなかった」との事でした。
このブラックバスといった特定外来魚は虫だけでなく他の魚を捕食して生きています。
他の魚種より少し早く孵化し他の魚がまだ卵のうちに食べてしまうという話も聞きます。このままでは地域の方々が守り続けてきた努力が無駄になるのではないか、
しただの自然、五十嵐川の自然の恩恵を受けてきた自分に何か出来ることはないかとの思いからこの事業を立ち上げを決意しました。
しかし、今般の新型コロナウイルスの影響により、本事業の経費も、そば処 山河の運営経費に充てることになり、なかなか事業の実施の目途がつけられませんでしたが、三条つなぐプロジェクトにおいて、御支援いただければと思い、プロジェクトに手を上げさせていただきました。
▲昨年、地元三条新聞様に取り上げて頂きました。
プロジェクト内容 【スタンプラリー型の駆除活動~新名物開発】
1、五十嵐川にてブラックバス等の特定外来魚を釣り上げてくれる釣り人をメディア・SNS等で広く募集。
2、釣った外来魚を当店「そば処山河」にて回収・処理を行う。
※ 釣った外来魚は釣り人の責任において、締めた状態でお持ちください。
3、その際、数に応じてスタンプカードに押印。一定数スタンプを集められればお得な特典ゲット。
4、回収したブラックバスは気になる匂いを消し美味しく出来る“燻製”にて新名物として提案する。
▲今年5月大谷地内にて
▲昨年10月開催のイベントにて
※魚を持ち込む為にしただに足を運ぶ事になり、近隣施設への立ち寄りも期待できる。
悪者のイメージが強い魚とはいえ命あるもの、ただ処分するのではなく感謝しつつ美味しくできないか。
少し匂いが気になるブラックバスでも燻製であれば美味しくできるのでは?と考え新メニュー開発も同時に行う。可能であれば販売に繋げ、売り上げの一部を地元漁協へ寄付するものとする。
【ご支援目標金額と内訳】
【目標金額】
250,000円
・参加者募集の周知・広告費用 45,000円
・スタンプカード制作・印刷費用 5,000円
・燻製設備設置費 200,000円
支援額 28,000円(8月31日現在)
達成率 11.2 %
※特典付与にかかる経費は自社努力にて賄います。現段階ではそば処山河でのサービスを予定。
※今後、協賛・賛同して頂ける企業様があった場合、特典内容の変更もあります。
※目標金額を上回る金額が集まった場合は地元漁協さんにて環境保全活動に充てさせて頂きます。
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