寺町・宮町の繁華街として200年以上前から栄えてきた本寺小路。仕事モードから開放され、夜の自分を楽しむ街として老若男女問わず、多くの人を受け止めてきた街です。しかし、そんな繁華街だった本寺小路も、新型コロウィルスの影響により、静けさに包み込まれてしまいました。しかし今、少しずつ活気のある声が聞こえるようになってきた本寺小路。今回は、その入り口に位置する『Club Purple』のオーナー石山早苗さんのプロジェクトをご紹介します。
出会いからご縁に。30年続く場所
石山さんは元々三条出身ではなく、新潟市の出身。縁もゆかりもない場所で、ご縁を見つけて、地元ではない三条で開業。もうすぐ30年続くお店になります。
名前の由来は、石山さんの好きだった花・ラベンダーの色が紫色(パープル)だったこと、また広い海を魚が自由に泳ぎ、のびのびとした雰囲気を感じられるようにと、前身となる『Purple Fish』を立ち上げました。しかし、その後起こった火災によって立て直しせざるを得ない状況に。火災で焼けた後も、大切にしてきたお店を残そうと大好きな紫色はそのままに現在の『Club Purple』をスタート。今は3代目の瑠美ママ(写真左)が運営しています。
今も昔も、お店のコンセプトは、「明日への活力をプレゼントできる場所」。仕事で疲れた時、楽しく飲み騒ぎたい時、来店されたお客さまが「明日もまた頑張ろう」と思える場所になるよう心がけ、スタッフ一同接客をしているんだとか。
毎日のようにイベントが用意され、初めて来店される方でも、常連でいらっしゃる方も、常に楽しめるように、と想いを込めて運営しています。
自分たちらしく、この状況を乗り越えたい
「新型コロナウイルス感染症が拡大したことで、実店舗での営業ができなくなってからWeb接客などのサービスもスタートしました。ただ、やっぱり来店して飲みたいと言って下さるお客さんがたくさんいて。そんなお客さんの声を大事にしたいと思って、新しい生活様式に合わせた店舗のリニューアルを検討しています」。と石山さん。
接客することが仕事だからこそ、「安心・安全」な場を作り、お客さんに楽しんでもらいたい。また、今回のコロナ禍を通じて、「安心してお酒を飲めるだけでなく、これまで以上に楽しく飲み語らい合えるお店をつくっていきたい」と、強い意思で語ってくださいました。
「そのためには、私たちらしいやり方で、取り組んでいきたい。お洒落で、可愛くて。そんなパーテーションをつくりたいと考えています。また、これはお店で働く女の子を守るためでもあるんです。明日もまた仕事したいって、思ってもらえるような環境をつくりたいと思っていますし、これまでもその気持ちは忘れていません。」
Withコロナの現状においても、お客さま、そして従業員がハッピーでいられる為には何ができるのか。石山さんは、日々向き合いながら、店舗を運営されています。
未来を作るために、今できること
「特別なことはしようと思っていません。人と人とのコミュニケーションによって、誰かの活力になったり、幸せなひと時を過ごすためのお店を続けていきたいと思っています」。
スタッフの方々も、毎日の仕事を楽しみにし、これまで通り気兼ねなく、お客さんと楽しくお話ができる日を心待ちにしています。
コロナ禍の状況で、WEBでスタッフと打ち合わせをしたり、WEB上で接客をしたりと、これまでにも様々なことにチャレンジしてきた、『Club Purple』。それは、ラベンダーのように、凛として、力強く咲くために、困難と向き合ってきたからこそだと感じます。そして今直面している課題。そのために、”Club Purple”は少しずつですが、変化をし続けます。
未だ客足は以前通りとは行かない苦しい状況ですが、しなやかに変化していきながら、10年、20年、さらにその先へとClub Purpleは、歩みを進めていく。そのために、まずは新しい生活様式に沿ったお洒落で可愛いパーテーションを。皆様の応援をお待ちしております。
【プロジェクト期間】
2020年6月〜2020年11月30日
【目標金額】
500,000円
・支援額 25,000円(8月6日現在)
・達成率 5.0 %
【リターン】
一口5,000円の寄付で、リターンを下記の内容からお選びください。
A) オンライン飲み会参加チケット
(フリータイム)
B) 来店時ボトル1本サービスチケット(¥5,000相当)
C) リターンなし、店舗応援寄付
【お問い合わせ先】
店名:Club Purple(クラブパープル)
住所:新潟県三条市本町1丁目1−31
電話番号:0256-32-7100
執筆:(株)FoundingBase 大脇/池田
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